November Spawned A Monster

2018/11/11
THE NOVEMBERS単独公演
恵比寿LIQUID ROOMにて


小林さんの歌う姿を見て、この人に自分は強い憧れを持っていた事を思い出した
本当にやりたかった事を押し殺して、諦めながら今を生きている自分が心底嫌になった
ああやって叫びたい、自分の音楽を奏でたい
色んな所で少しずつ間違いを重ねていって、もう戻れない所まで来てしまった

最高のライブだった
整理券が200番台だったけど、ドリンクカウンターに行く人やロッカーに向かう人々を尻目にフロアへ直行したら四列目で見ることが出来た
去年?新木場コーストで見た時は最前列で見れたのだが、あの規模だとどうしても音のバランスが悪く聴こえてしまったのだが(もちろんそれでも最高のライブだったが)、リキッドルームは丁度良かった

ライブの終盤、小林さんの「11年前の曲を」という言葉から始まった「バースデイ」
人生で恐らく一番再生してきた曲、ずっとずっと色褪せない曲
拳を上げたい衝動を抑えてしまった
涙をこらえた
代わりに四人の姿を目に焼き付けた
「バースデイ」が終わり、始まった「Hallelujah」で涙が溢れた
曲が終わりステージからはけるメンバーに精一杯の拍手を送りながら涙を流し続けた
嬉しいのか悲しいのかなんだかわからないけど、涙が流れるのを止められなかった

THE NOVEMBERSはぼくに色んな事を与えてくれた
地獄の様な生活に希望の光を差してくれた

そんなバンドをやりたかった