やあ

華麗なまでに生きています
自分がある程度安定して立っていられる位置を把握した
少しずつ体に馴染ませる事で、それは当たり前になっていったんだ


将来、きみは何になりたい?
今となってはそれだけの話じゃないんだよ
一生その事実に気付かないでいられたらよかったのに
お母さんと手を繋いで歩いているあの子はいつ知るのだろう
名前の無い感情を科学で解明しよう
ぼくらは言葉を介さなければ誰かに自分の事を伝えられない
それは他の皆も同じだって
わかってるならそれを放棄しないで
少しくらい努力しなよ


わかろうとしなかった
他に誰もいないカフェテリアで二人きりでも
傷付けるのも傷付くのも怖かった
今だって怖い
今となってはその恐怖心に完全に背を向けた
誰かと向き合うのをやめた
私は誰も知らないし、私を誰も知らない
それでいいんだ