2016-04-23 重ね、手 とても穏やかな心持ちで傾く世界を眺めている様 視界がゆっくりと奪われていく 耳鳴りがだんだんと大きくなっていき、ふと気が付くと静寂 色に例えるなら白?それとも黒?そこは注目すべき点ではない 揺れる影に怯えるのはやめよう 洞窟を照らす光はきみがたった一人でその左手に握っていた ぼくは360°の遭難を体験中に砂漠に覆い隠され、扉が閉じる音を聞いた 口中の砂を唾と共に吐く度に暑い日差しが雲を囓る 記憶が蘇り、走馬灯に溺れた「ときわ」という仮タイトルをつけた曲がある どんな曲か教えて