"wish we could turn back time, to the good old days"

高校の頃の夢を見た
仲良かった人が数人出てきた

あの頃を地獄の様に感じていた辛さを忘れてしまったら自分は本当にしょうもない人間になってしまう気がしている
だからか、楽しかった事と一緒に思い出す
あんなに辛かった事を無かった事には出来ないし、したくない
しかし少しずつ嫌な事は思い出の一部になりつつある
これは幸せな事だろうか?

説明が面倒だから「高校は地獄だった」と簡潔に言ってしまう
けれど、確かに幸せを感じる事や心底楽しかったと思える事も沢山あったんだ
それらを、それらを与えてくれた人達を、決して忘れてはいけない
感謝の気持ちも
嫌いな奴らは嫌いのままだけど

でも多分、自分が感じていたよりも高校生活を地獄に感じてる人は沢山いるんだろう
だから自分はもっと楽しかった事に目をやって、それらを享受するべきなのだ

いつの間にか孤立していくレールに乗っかっていた
いつも落っこちそうになった時は誰かが線路を組み替えてくれたり、信号を差し込んでくれていた
けど今は自分で舵を取らなくてはいけない
逆に言えば、今は自分が行きたい所へ行ける
いつまでも手を差し伸べてもらえる子供ではいられないし、いなくても良いという事だ



高校の頃の事は割と常に頭の端にあるのだけど、具体的に思い出したり掘り起こしたりしたのはある曲を聴いたからというのも多少影響していると思う

twenty one pilotsのStressed Outという曲から一部抜粋

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We used to play pretend, give each other different names
We would build a rocket ship and then we'd fly it far away
Used to dream of outer space but now they're laughing at our face
Saying, "Wake up, you need to make money"
Yeah

    • -

ーー以下自分なりの和訳ーー
僕らはごっこ遊びをしてお互いを違う名前で呼び合ったりしていた
一緒に宇宙船を作って遠くへ飛んで行ったりする事も出来ていた
そうやって宇宙に想いを馳せていたが、今では彼らはそれを笑ってこういう言う
「目を覚ませ、そんなんじゃ金を稼げないだろ」
あぁ
ーー以上ーー

思春期やモラトリアム期間にある特有の焦燥感を見事に書き出している曲だと思う
MVも本当良く出来ているよなぁ
ああいう街や部屋の感じを見るだけで、胸がぎゅっと締め付けられる
ニューヨークに住んでいた頃は日本に憧れていて、何もかも受け入れられずにいた
10年間住んだのちに、日本に本帰国してみたらどうだ
こんなにも息苦しいのか
これなら向こうでの暮らしのほうがよっぽどいいんじゃないかと思ってしまう
え?
ニューヨークにいた頃は日本を、日本にいる時にはニューヨークを
結局自分にとっての居場所は存在しないのだろうか
理想が高すぎるんだろうな

We're stressed out

それだけ、って事でもある