大学生とは 4月9日

大学生になり自由を得た子供達は皆阿呆になる。
中高時代、そこに隠された限られた自由の素晴らしさに気づいた時には手遅れで、もう囚われの身。
自我の形成、他人の存在、自分とは何か、思春期の始まり。汚い世界について学ぶ退屈な授業。その隙間に見え隠れしていた自由の価値を知らないでいたのに、今更。君はこんな所に来るために必死に勉強してたんだ、そう。大人も肩書きしか見ないから好き勝手してればいい。

いつの間にか凝り固まったこの脳味噌が導きだす答えはいつも同じ。逃げられない、いくら抗おうと逃げられない、終末は変わらない。地球は丸くないから失ってしまったものはもうこの手には戻らない。
大学生という単語を破廉恥という言葉で置き換える。氷の様な女性と、その口から発せられる言葉。貴女の世界が誰にも侵されない事ばかりを願っている。