孤独では無い

常に世界や他社と繋がっている社会になった
「今となっては昔」の社会の情景を目にする機会が最近多い
これも技術の進歩やら変化のおかげだが
実物に触れなくても物事を認知する事ができる
パソコンやゲームが広く普及しだした頃に、ゲームとリアルの違いがわからなくなる危険性がある、などという話をよく耳にしていた
筒井哲也氏のマンガからはそういう雰囲気を感じていた

音楽に至ってはCDにパッケージする必要性なんて皆無なのでは、と思ってしまう
THE NOVEMBERSの明日発売の新しい作品のジャケットの一部分が鏡になっているらしい
この発想には非常に感心した
自分も作品を他人に届ける事ができるようになった際には、手に取らなきゃわからない、画面の中では価値を見出せない工夫を施したく思っており、すでにアイディアを考えてる
かかるであろう費用等は無視して


週末にシュタインズゲートの映画を新宿に見に行った
ライブを久しく見ていない自分は、映画館で久しぶりに体感した
身体が振動するほどの大音量
イヤホンで音楽を聴いても音の作用によって身体は震えない

ちなみに映画はとてもよかった
平和なシーンでも堪えられないのは何故か考えていた
惨劇が待っているのをわかっているから?昨年の岡部の苦悩が終わっていたから?とにかく左端に座っていてよかった
90分だったので、ボリュームには欠けていた


それはエゴだ、と言われるかもしれないが、
誰かの苦悩が報われた、と感じた時に自分は感動するのだと数時間前に気づいた