人形も死ぬ

曲を作り、レコーディングをし、CDを出し、その合間合間にライブをする
この様に繰り返す日々が如何に魅力的であったか

曲を作りながら、次にどんなCDを作るか考える
レコーディングをしながら、新しい曲を構想する
そしてCDが出る頃には、また次に出すCDのレコーディングを始める

出口の無いループではない、扉は開け放たれていてこっち側とあっち側をいつでも行き来出来る
皆が待ってる
こっち側でも、あっち側でも、それぞれに所属する、皆が
ぼくはいつも一人で、一緒に笑い合える人達を求め歩き辿り着いた場所でもまだ、ぼくは一人
「"不当"について歌った」と夢の中であの人は語っていた、それ以上の言葉は無く

だから自分のやりたい事をやるために犠牲はつきもので、
かつて大切にしていたものを失ってでも、
残された(突き放した)一人になっても
自分のやりたい事をやると決めた