一つ、大きな欠伸をして

目が覚めた事に気が付いた
忘れたよ、これまでの粗筋は
きっと大した事は無かったのだろう、何も引っ掛かる所が無いのだから
もう少し、眠らせてくれないか
・・・
遂に電話が鳴った
出掛けるとしよう
胸の高鳴りを覚えた
・・・
あぁ、この感触を永遠に
今、ぼくはきみの為に
今、きみはぼくの為に
きっと世界はここで繋がるのだろう
良かったね、気付けて
良かったよ、気付けて
ほら、もっと笑って
ほら、
この世の理は最高の形でぼくらの前に訪れた
・・・
その憎たらしい瞳が二度と映さぬ様に、
その嘘しか吐かない口が二度と利けなくなる様に、
そのぶっ壊れた脳味噌が二度と思考出来ぬ様に、
絞めてあげる
何時でも連絡、待ってるよ