aiwo、私は、

私は、私の元に突如訪れた幸せを、自分の事の様に喜んでくれる人たちに囲まれていた
私は、こんなにも人に愛されていたのだ
その事実に気付けていなかった(というよりは理解が及んでいなかった)自分が情けないし、少し恥ずかしい
やっと本当の意味で気付く事が出来た
いつも私の側に溢れていた愛情
「ありがとう」という言葉の意味と使い方も解った
こういう気持ちになった時に使うんだね

私は、私の狭くつまらない汚濁した世界に溺れてしまっていた
濁っていく一方の小さな水槽では、起こるほとんどが想定内の出来事であった
何故なら私は、目に見える範囲の、手の届く距離のものにしか触れてこなかったのだから
当然といえば当然である
しかし変化は突如訪れた
常に全開であった私の絶対不可侵領域(通称A.T.フィールド)はたった一日にして消滅していた
気付けば私は全く知らない景色の中に身を置いていた
それは何の前触れもなく現れ、これまでの常識を覆した
しょうもない幻想や卑屈な考え方がいらない世界
全ての現象が私の想像を優に超える、素敵で穏やかな優しい世界

そう
私は、愛を知ったのだ
既にそれが私の周りに溢れていたという事も同時に
なんて息がしやすいのだろう
しかし、それ故に息苦しくなる時はもう既に間近に来ているのだ
どうなるかは分からないけど、あなたが生きているという事実が揺るがない限り、きっと私は平気でいられる




4月に24歳になる
先日叔父がうちに遊びに来た
何年振りの再会か解らないけど、ぼくが24歳になる事に対して凄く驚いていた
ぼくも驚いた
24歳ってめっちゃ大人じゃん
精神的にはまだサバ読んでも16歳とかなのにな
そして数え年で25になる今年は、厄年
どんな一年になるか本当に楽しみ
今年はバンドも、私生活も、躍進の年にしたい
4月から休学期間が終わり地獄の学校生活が始まる事だけが自分にとっての確固たる不安である
卒業目指してがんばります
なんて、通ってないから言えるんだけどね
でも本当に頑張らなきゃな、置いてかれないように