思い出して

夏はとても暑くて鍵盤は3連符で鳴る
先生からしてみればBPMは「SF(すこしふしぎ)」で丁度良いらしい
新しく買った鞄に物を入れておくと次の日には無くなってる
今日は1億歩以上歩いたから褒美に万歩計をくれてやる
炭酸が強すぎて鼻が詰まったみたいに、恥ずかしいから石鹸で手をよ〜く洗った
わたしとぼくがクロスフェードした時には既に交差点で事故は起こっていた
おれ達の負けだ、何度繰り返してもうまくいかねえなあちくしょうめ
おまえときみはピーク付きっぱなしなの
腐った水を眺めてた
城は燃えた、手記と共に
灰を集めても灰
骨を集めても骨
魂はきっと一緒だよ、永遠に
ひっかき傷は明日の摩天楼
筒をひっくり返して風が吹いたら画鋲の匂い
洗濯物に絵の具を干した
コップには水、小さな宇宙に乾杯
フィルムに残しておいた音は感光してて現像出来なかった
その道はどこに繋がっていると思う
おのれ
それがぼくの正義だと気付いた、ありがとう
ああ、ありがとうね
忘れていたよ、ぼくはその日から今もこれからもずうっとまあるいおおおきなおめめにすいこままままままれてかえってこれなくなああったんだったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ