半年後には大学に入って六年目になるというのに未だに大学の事を考えると死んだ方が楽なんじゃないかって思う程には自分という人間は変わる事が出来ない
むしろ闇が増幅していく一方である

容易く地獄と形容する高校生活には実は友達も居て寄り添ってくれる人も居た
何処までもぐちゃぐちゃな心で周りを振り回していたのに、そんな自分を笑顔にしてくれる人達が居た
狭い狭い世界の中で色んな事が許されていた
許してもらっていた
それに甘えていた
部屋に閉じこもってTHE NOVEMBERSのバースデイを聴きながら独りぼっちでいいからそのまま消えてしまいたい
そんな事はもう許されない
またいつかみたいに笑い合いたいのに、もう此処には無い
未だに3月9日とソラニンは聴けないのはきっとまだ心が囚われているからだろう
囚われる程に、其処には希望があったのだろうか

まただ
どうして今に目を向けられないんだ
煮え切らない生き方を、どうして